ハンガリーで成立した「反LGBT法」について、EU=ヨーロッパ連合のフォンデアライエン委員長は「明らかに差別的だ」と批判し、法的措置をとる可能性を示唆しました。
この法律について、24日から2日間行われたEU首脳会議でも議論され、EU委員会のフォンデアライエン委員長は会見で「ほとんどの首脳は、私たちの価値観と相いれないことを明確に示した」と述べました。そして、「明らかに差別的だ」「法の支配を用いて対抗するための行動をとる」と話し、懸念を記した書簡をハンガリー政府に送ったということです。
一方、これに先立ち、ハンガリーのオルバン首相は「性教育のための法律だ」と反論しています。